S/S Baggy Crewneck
- 2018.04.15 Sunday
- 20:00
探究心や好奇心を刺激するオンラインのインスピレーション・カルチャー・マガジン"KODE"にてヴィンテージノースフェイスのアイテム解説やそのバックグラウンドカルチャーについてのインタビューを掲載して頂いています
モデル神庭昇平くん、カメラマン柏田テツヲさん、ライター今野壘さん、スタイリング大橋高歩っていう4人チームで早朝から1日かけて都内を車でグルグル回って撮影、昔現場仕事で仕事仲間とハイエースで朝から晩まであちこち動いてた頃を思い出して最高に楽しい仕事でした!
なにより海外からの反応も楽しみな最高な写真
見た事はあっても名前や詳細が知られていないヴィンテージギアとかあると思うんですが、その辺も今まで店のブログとかでも書いてこなかったような突っ込んだ詳細などお話させて頂いたりと、全部ひっくるめてかなりの内容になっていると思います、是非チェックしてみて下さい!
ありがとうございました!
さて昨日に引き続き、この週末たいへん多くのお客さんにご来店いただき、誠にありがとうございます!
差し入れも多数いただきました
クボくんとケイタくんからはこちらを
名人さんからはこちらを
酒嚢飯袋(しゅのうはんたい)のダイスケくんからはこちらの差し入れを頂きました
みなさん、いつもありがとうございます!
本日は満を持してお届けする新企画、"the Apartment Special Order"より
第1弾となるこちらのアイテムをWEB STOREにUPしました!
Healthknit "the Apartment Special Order"
このブログでもその経緯をたびたびお伝えして来ましたが店を始めた頃から毎年続けて来てる究極のTシャツ探し、色々な思いもありさらに良い物を目指して作っちゃおうって事になり昨年から動き始めてました
まずはプロの方も交えて、僕自身が今まで着てきた中で究極の無地Tに近いサンプルを何点か用意しひたすら採寸する事からスタート
ヒントが欲しくて昨年ニューヨーク買い付けの際に足を運んだMoMAの展示でまた色々と考えさせられたり
コットンの品質、オンス、縫製、サイズなどホントに色んな要素が組み合わさって絶妙なバランスで成立しないと究極のTシャツとは呼べません。
自分達で作ってみて改めてわかったんですが、このバランスが本当に難しくて、袖の角度やリブの幅がちょっと違うだけで全然ダメだったり…
例えばコットンもGIZA綿などの高級コットンを使えば良いのかって言えばそういうわけでもなく、しなやかで繊維の長いソフトな肌触りよりも米綿のガサガサとした肌触りの方が自分達の考える理想に近かったり...
以前綿畑にお邪魔した際に聞かせて頂いた色んな話を思い出しました
Tシャツをハサミで切って解体したり、サンプルを何度も作り直したりしながらようやく今作れる究極のTシャツ、2018年版がもうすぐお届け出来るかと思います
そして、その作業の過程で以前からずっと作りたいと思っていたアイテムがあったのでダメ元で自分の希望を全部伝えてみたら見事に形にしてもらえました!
それは僕らが着れる半袖スウェット
90年代には古着好きのみならず幅広い層に人気を博したアイテム、半袖スウェット
モノとしては好きなんですがサイズが小さくて"浜ちゃん系"(いわゆるコテコテの古着とかBoonのノリ)になってしまう、スウェット素材だと着れる時期がほぼない、などなかなか僕らのスタイルに落とし込むのが難しいアイテムでした
ということでスペシャルオーダー企画の第1弾として細部まで拘って僕ら好みの1枚を作りました。
前Vとか両Vとかのヴィンテージとして人気のディテールは僕らのスタイル的には必要ないので排除、シンプルながら一枚で着ても存在感があって大人も着れるビッグシルエットに仕上がったと思います
カラーはホワイト、オートミール、ブラックの3色、サイズはM, L, XL,の3サイズ展開となります
早速各サイズ、カラー毎の着用サンプルを!
モデル SEIYA(身長170cm)
カラー : WHITE
サイズ:M着用
まずは身長170cmでMを着用するとこんな感じ
裏起毛や裏パイルのスウェット素材だと暑くて着れる時期が意外と短いので、ザラついた質感の米綿天竺編み、超ヘビーオンス地にカスタム。
シルエットも身幅を思い切り大きくしつつ、リブ幅や細部のディテールにこだわって大人が着てもダラシなくならない絶妙なバギーシルエットにしました。
袖は長くした分ある程度の丸みが出るように少しリブを詰め
逆に裾は詰めすぎずストンと落ちるシルエットを目指しました
この裾のリブの感じとかは90年代のRRLの某名作スウェットから
ヴィンテージを再現した90年代のアイテムに抽出されてるディティールからさらに今の自分達のスタイルに合う部分をピックして組み合わせて行く感覚なんかはとても新鮮で楽しかったです
肩の落ち方も拘ったところ、90年代のTシャツで肘が隠れていた記憶って実は袖丈の長さよりもむしろ身幅、肩幅の広さから来てるとこが大きいってのも今回改めて気付かされた部分、本当勉強です
首はやっぱりバインダーネック、洗う度にしっかり詰まって伸びにくく僕らが今までセレクトした中でも最強のタフさに仕上がっています! 長く着て頂けると思います
今回は初めてという事もありカラー展開もシンプルに、プリントなども一切ナシにしたのですがそのかわり左裾内側にユニオンチケットを
縫い付ける糸はストアカラーのイエローにしました
裾の黄色いステッチがさりげない主張になっています
身長175cmならLくらいがオススメ
モデル YASU (身長175cm)
カラー : OATMEAL
サイズ:L着用
ホワイト、ブラックともう一色はどうしようか悩んだ結果今回はOATMEALにしてみました
肩幅はセイヤと肩幅はそんなに変わらないのでサイズを上げた分肩も落ちてこんな感じ
袖も落ちてこんな感じ
後ろから見るとこんな感じのシルエットに
今回は身幅が大きいので、様々な体系の方に着て頂けるシルエットになっています
ラストは178cmでXLを着用したパターン
モデル YUMA (身長178cm)
カラー : BLACK
サイズ:XL着用
ヤスとユウマは体系的にも近いので比べて頂けるとLとXLのサイズ感の違いが伝わるかと思います
ガンガン着込んで洗濯を繰り返して色が褪せて来たらまたいい感じに変化するような気がします
肩は先ほどよりさらに落ちてこのくらい
後ろから見るとこんな感じでかなり極端なシルエットになります
着丈を短めにしていて裾にリブがあるのでオーバーサイズで着てもだらしなくならないのがポイントです!
ブラックはイエローのステッチも特に映えます
商品は全てスペシャルな袋に入っています
とにかく自分達が100%納得行くまでサンプルを作り直しながら時間をかけて完成した自信の1枚、是非手に取って確かめてみて下さい!
もちろん取り扱いは当店のみのエクスクルーシブ、再生産無しの限定アイテムとなりますのでカラーやサイズが揃っているうちに是非!
Author : TAKA