Merms Big Boy

  • 2018.10.17 Wednesday
  • 23:35

一昨日のブログでも書きましたがいよいよ今週土曜からスタートするthe Apartment HARAJUKU

NYから仕入れるインポートアイテムや90’sヴィンテージアイテムを現代的にMIXして提案している吉祥寺の名店“the Apartment”がbaseyard原宿内に期間限定で常設ブースを開設します。

吉祥寺とは違ったアプローチをすべく、ディレクターを福田健太郎、アートディレクターは永戸鉄也が担当します。

この異色なチームで“モノ”だけではなく、“コト”や“ムード”を提案していきます。 

 

東京都 渋谷区 神宮前 6-12-22 秋田ビル1F  03-3486−5118 

 

 

OPENの目玉として販売されるのがこちら

ニューヨークのストリートでは伝説ともいえるダウンジャケット、BiggieことMAMMOTH PARKA

 

4つのうち右側3色がMarmot × GOOD OL'、一番左のカラーがそこにthe Apartmentで別注をかけたトリプルネームになります

 

まさかニューヨークのストリートカルチャーを体現したこのジャケットに色づけ出来る日が来るとは思ってもいなかったです

 

 

そもそもthe Apartment HARAJUKUの話を頂くより全然前からこちらのMAMMOTH PARKA復刻の話を頂いていました

 

福田さんがこのジャケットを探していたところ、昔僕が書いたブログにヒットしたらしく一緒に食事をした時に別注の話しを振ってくれました

 

 

 

BLOGを書くのって凄く時間がかかります

 

インターネットに乗っていないような情報、それこそ片道何時間もかけて飛行機に乗って現地で見て体感したことや、時には危ない場所なんかにも足をのばしてハードな人達に会って聞いた話を書いたりします

 

本来は隠していても良いようなあまり知られていない情報を公開する訳です

 

それはとにかく洋服をただ売るんじゃなくてその裏側にあるカルチャーに触れて、僕らがこの深みにハマったように誰かがまた新しい深みにハマって広がっていったら嬉しいから

 

 

店を初めてから数年、インスタとかが流行する前はブランドだったりセレクトショップだったりがこのブログに書いた情報をネタにして....ってことは何度も何度もあって、もちろんそれは全然構わないですし公開している以上当たり前のことなんですが、時には大事なカルチャーの部分を雑に消費されたり、適当にやられて間違って広がっちゃったりとあまり気分が良くない思いをする事も多かったのは本音です

 

だから福田さんがこのジャケットを復刻する話を教えてくれてしかも「1色色付けやらない?」って言って下さったのが本当に嬉しかったし、凄くフェアな人だと尊敬しました

 

伝わるかわからないんですが今まで日陰に隠されてた愛人が公の場所に連れて来てもらった感じ、みたいな?(笑) 

とにかくホント嬉しかったです

 

この後も今日にいたるまで何度も福田さんに助けてもらったり感動したりした場面があったんですがそれは僕の胸の中に大事にしまっておきます

 

 

話し戻って今まで何回か書いてたMarmotのこと、この機会だからしっかりまとめてみたいなと

 

 

ブログを見返してみると初めてMarmotのことを書いてたのは2011年のこちらの記事

 

 

この頃もニューヨークでMarmotを買い付ける時はアップタウンに行っていたのですが、その当時のイメージとしては若くてヤンチャそうな黒人が着てるなあって感じぐらいでした

このバスの感じとかホント乗り合わせたくないなーっていう...

 

だいたいMarmot着てる黒人とPelle Pelle着てる人達は同じジャンルの人達ってイメージ、Robin's Jean履いてB.B.Simonのベルト、足元はPRADA SPORT履いてるような

 

そういう意味でやっぱりSupremeのネタを持って来るセンスはホントニューヨークのストリートを体現しているなと

 

 

 

 

 

 

 

アップタウンの黒人の中にはMarmotのことをスラングでMermsって呼ぶ人達がいます、だいたいこういう感じでストリートでの通称がある服だったりスニーカーだったりっていうのはストリートで支持されてる証拠でもあったりします

 

そして2011年にこのMarmotのMAMMOTH PARKAをめぐってブロンクスで18歳の少年が殺される事件がおきます

 


このMAMMMOTH PARKA、ニューヨークのストリートでは"BIGGIE"や"BIG BOY"の通り名で有名なモデル

他のヘビーアウターにくらべ高価であること、ニューヨークの極寒の冬も余裕の高い防寒性、毎年発表される新色はどれもストリートで目を引く発色の良いカラーリング、そして色んな"ブツ"を持ち運ぶのに便利な大きなポケット

様々な要素がピッタリ来てアップタウンのギャング達のステータスアイテム的な存在に

 

 

そもそもはNYのUNION SQUAREにあるParagon Sportsで販売されていました

 

 

 

 

当初一番人気のあったのはブルー、このカラーが人気という事こそがギャングに支持されていた事の裏付けでもあります

 

若かりし頃のvadoも

そもそもvadoって名前がViolence And Drug Onlyの頭文字ですからね...物騒ですね...

 

そのブルーから広がりより多くのカラーマーモットを集める事がステータスになっていきました

 

当時Paragon Sportsの2Fのフロアーで販売されていたMammoth Parkaはフロアーで一番売れるアイテムだったそうです

それだけ売れていたのになぜ廃番になってしまったのか?

 

それはあくまで憶測ですがこのジャケットにまつわるいくつかの事件が発端なのではないかと

 

加熱したBIGGIE人気によりストリートではBIGGIE狩りとも言える現象が勃発、先ほど書いた2011年の殺人事件に続き2013年にはL.E.S.で16歳の少年が殺されています

 

 

 

そして当時事件が起きたタイミングでこちらのブログにも書きましたが2013年の冬には何とブライアントパークのアイススケートリンクでこのジャケットをめぐる発砲事件

この事件がそれまで以上にインパクトをもって報道されたのはやはり事件が起きた場所も関係していると思います、ミッドタウンのど真ん中、ブライアントパークのアイススケートリンク

 

Marmotを着ていた20歳の若者と流れ弾に被弾した14歳の少年と2人が被害にあっています

 

僕も家族で行って子供達とスケートしたりしましたが、観光客も沢山いるようなまさかそんな事件が起きるとは思えないような場所です



犯人はブロンクスの16歳の少年、持ってかれるときのこの表情、非常に悪いですね...




そんなBiggieが遂に復刻、既に海外からの問い合わせの数もハンパじゃない事になっています。




どの色もGOOD OL'らしい絶妙なカラーリング!

 

 

 

長くなっちゃったんで細かいディティールやうちの別注カラーに関してはまた後日! 

iPhoneImage.png

発売は今週土曜日です、どうぞお楽しみに!

 

Author : 大橋高歩

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