Jans talk

  • 2019.08.20 Tuesday
  • 15:28

アメリカでブックバッグって呼ばれるこれ

ブックバッグといえば? ってアメリカ人、特にニューヨーカーに聞いたら真っ先に思い浮かべるのはきっとJANSPORT

 

 

90年代から現在に至るまでHIP HOPのリリックにも頻繁に出てきます

 

学生時代のメタファーとして出てきたりバッグの中身にもそれぞれのラッパーのキャラが出てて面白いです

 

例えばEdanみたいに辞書を入れてるって人もいればCam'ronやVince Staplesみたいにブツを入れてるって人も、Lil' Kimは"Jansportのバックパックみたいに男の背中に回る"なんていうちょっと面白い言い回しをしてたり

 

 

 

ラップとバックパックっていう話だともうだいぶ前になりますが所謂"バックパックラップ"に付いてBLOGを書いた記憶があります

 

バックパックラップと聞くと僕と同じ世代の人だったらRAWKUSとかを思い出すかもしれません、RAWKUS黄金期のアーティスト達のイメージによってバックパックラップっていうのがいわゆるギャングスタラップの対極的なイメージになっていったような気がしますが、それ以前にやはり忘れちゃいけないのがBLACKMOON

Columbiaのセットアップにジャンスポっていうまさに90年代初頭のBrooklynの悪ガキスタイル

 

 

なんで彼らがデビュー時にバックパックを背負って出てきたのかっていう理由、それは彼らが出てきたバックグラウンド、ブルックリンのストリート事情に関係します

 

 

 

BUCKSHOTは元々ブルックリンのFranklin Avenue Posseのメンバー

 

 

80年代後半から90年代頭にかけてブルックリンのフッドの不良少年達が作ったカルチャーを語るとき、それはラックカルチャーと切り離せません。

 

ブルックリンの各地に存在した若きギャング達、彼らがデパートでPOLOをハードウェアストア(金物屋)でスプレー缶をラックする時に活躍したのがジャンスポのブックバッグでした

 

 

Steam TeamだったりDowntown Mobだったり先ほど名前の出たFranklin Avenue Posseだったりと色んなモブがあり、その中でも特に名前が知られていたのがかの有名なLo Lifes

 

このカルチャーの生き字引、ダラペン先生曰くイーストパックは80年代のハードロックの連中のものだったらしいです

 

という事でブルックリンのグラフィティーライター、ショップリフター、若い不良達が選ぶのはJansportだったとのこと

 

当時のニューヨークのジャンスポに関してはヒモ狩りなどまたマニアックな話もあるんですがその辺はまた今度

 

 

 

そんなジャンスポのバックパックの中でも当時から値段が高くイバリのきくアイテムだったのがご存知スーパーサック

ヴィンテージギアカルチャー好きでその名を知らない人はいないんじゃないかってくらいにアイコニックな名作です

 

 

 

今やラルフローレンなどと並んでニューヨークの顔とも言えるこちらのブランド、ニューヨークのコアなカルチャー好きをニヤリとさせるサンプリングの妙でも知られるとこですが10年以上前に当然ピック済み

 

そんなスーパーサック、今は廃盤になっていますが記念モデルなんかも含めて過去には色々リリースされています

 

ところで以前も書いたJANSPORTのオフィス訪問の時の話

写真右のスコットさんと写真には写ってませんが副社長のリコさんが創業当時の話を聞かせてくれたんですが、その時にスーパーサックの生まれた経緯とJANSPORTの歴史についても色々と教えてくれました

 

 

JANSPORTの歴史については是非こちらの動画を

 

 

70年代後半、使わなくなったスクールバスなどが沢山廃棄されていたらしいです

そこにリコさん達含めたスタッフ皆でナイフを持って出かけていってビニールレザーのシートを切ってボトムの補強に、シートベルトを切ってストラップにして作ったバックパックが一番最初のスーパーサックだったと

 

クロスカントリースキーなどにも使えるようにとサイドにスキー板の収納も可能なポケット兼ループを付けたらしいです、どうしてここの穴が縦に抜けてるんだろうと長年不思議に思ってましたがそれを実際に作ってた人から直接答えが聞けて嬉しかったです

 

さてそこから数年経ってビニールレザーを本革にシートベルトのストラップをパッド入りのものに改良したのが僕らが思い浮かべるスーパーサック

もう長らく廃盤となってるスーパーサック、とにかくヒットしたアイテムだけにヴィンテージのタマ数も割と多いんですがヴィンテージのバックパックは内部ウレタンの劣化によるあの匂いや粉吹きなどもあり見つけてもアーカイブ用に買う程度でした

 

いつか素材もアップデートしてバッチリなディティール、カラーで復刻できればなあなんて思いながら数年

 

 

前置きが随分長くなっちゃいましたがついに実現しました

今週末発売です!

 

ディティールや販売方法などの詳細はまた後日Blogで! 

 

Author : 大橋 高歩

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  • 2019/08/24 1:34 AM
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